そんな程度の気持ちなら(とまと)

たまにコンビニデザートのようなものを買って、家族で食べることがあります。
たいてい人数分違う種類を買ってくるのでひとつ選ばないといけません。
そこで「これでいいや」などと言ったときに、次のように注意されてしまいました。
「そんな程度の気持ちなら食べなくていい!」


これを言った相手は別に怒ったわけではなく、軽い突っ込みみたいなものでしたが、この言葉はなぜか心に残りました。
ちなみにデザートは取り上げられらることはなく、ちゃんと食べることができました。


なぜ「これでいいや」が突っ込まれたのでしょうか。
そう、"で"と言ってしまったからです。
これ"で"いいというと、妥協して仕方なくという印象を相手に与えてしまいます。
自分としては消極的な意見を述べて、誰かと被ったら変えようかなーという考えだったのですが、いやな気持にさせてしまったのなら失敗でした。
このような言葉に怒りや引っ掛かりを感じるのは、言葉の意味を大切にしている人か、デザートを選ぶことをとても重要だととらえている人だろうと思います(と適当に茶化して言うとまた怒られてしまいそう……)。


ただ、言われた相手が家族だったので素直に聞くことができましたが、普通は友人でも言うのは止めたほうがいいですね。
「飲み物何にする?」
「えーと、じゃあコーヒーでいいや。」
「コーヒーでいいとは何事だ!お店に失礼だろ!真剣に選べ!!」
「(えー何だこの人めんどくさい)」
となってしまいます。
……こんな茶番を書かなくても言いたいことが伝わった気がしますが。


だんだん何が言いたかったのか分からなくなってきました。
「お菓子であろうと選ぶときは真剣に」ってことではない気がします。
たぶん、普段は曖昧な言葉を使いがちですが、相手に広く意味を取られて正しく意図が伝わらなかったり、不快にさせてしまったりするよ、ってことでまとまるのかな。
自分の意見をはっきり述べるのはどうしても難しく感じてしまいますし、ここの文章も結構「~かな」のような押しの弱い言葉を使ってますが、自分の選択に自信をもっていきたいと思います。


今回はかぎかっこをたくさん使ったので、なんだか記事全体が騒がしくなっていい感じです。
また、前の「怒る 叱る」と同じように「これで これが」と調べてみると、この記事と似たようなことが書かれていました。
ブログっていろんな記事を見ることができてすごいコンテンツだなと思います。
と、感想を書いているとまた話が散らかるので終わりにします。