「何が好き？」という質問（たきで）

こんばんは、たきでです。

 

「好きな音楽、好きな小説、好きな映画、好きな食べ物は何？」

 

僕だけなのかも知れませんがこのタイプの質問、歳をとる毎に、真面目に答えようとすると、答えるのが難しくなってきませんか？

この歳になるまで生活を送っていると、

好きなものについて、色々なことを経験し選択肢が増えてくるわけです。

 

例えば音楽だと

「ロックが好きだった頃もあれば、メタルに傾倒した時期もある。でもジャズにはまり、クラシックにはまり、フラメンコやケルト音楽にはまり、最近はエレクトロニカやアンビエントをよく聴く。でも今もロックだってジャズだって聴くし一言じゃ言い表せない。〇〇が好きだったからこそ△△にたどり着いて好きになったし、だからこそ✕✕も好きになった。暗い曲のアーティストも好きだし、明るい曲のアーティストも好き。一概にどれがお気に入りかなんて決められない。全部好きなのに。実際、相手も話題を振っただけでそこまでの答えは求めてない。」なんてもやもやする人もいるのではないでしょうか。

 

困りますよね。。実際僕はこの前の飲み会でこの質問をされて

「ビートルズやローリング・ストーンズです。」だなんてそれっぽいことを言ってやり過ごしました。まあ割と場と相手に合わせたアーティストを答えますね。

 

たまに僕も「何か良い曲ない？」なんて尋ねることがありますが、相手にしたら答えにくいですよね。

いっそ、好きなアーティストや作家をリストアップして見せあった方が手っ取り早いですね。

 

ただし、個人的には中学生高校生の頃と違って良い音楽や本を人と共有したいと思うことが減りました。

「自分が楽しんでいればそれでいいや、人とわざわざ語り合う必要も無いし億劫だな。」なんて少し思ってしまいます。

とはいえ、自分が知らないだけで、素晴らしい作品に出会えていないのは非常に残念なので、たまには周りに尋ねるようにはしています。

 

それにしても20代でこの調子なら、40代、50代になったらますますこの手の質問に答えるのが難しくなるのでしょうか。それとも社会に出たら忙しくて趣味の幅の広がりが止まるのでしょうか。きっと自分次第ですね。

常にあらゆるものに心を開いて視界を広げようと心掛けたいものです。

 

ってこれ今気づきましたけど、前回の記事と同じこと言って締めようとしてますね 笑

相変わらず取り留めもないですが今日はこんなところで。